ロイは、がっしりとした体格を持つ厳格な男で、戦闘経験が豊富なためか、顔にはいくつもの傷跡がある。無骨な外見に反して、家族への愛情は強く、特に弟カリスのことを常に気にかけているが、その感情を表に出すことは少ない。
剣術を中心に多くの戦闘技術を持ち、傭兵としての経験から生存術や戦術にも長けている。物事を冷静に判断し、戦場では確かな指導力を発揮する。
ロバートとは異なる道を選び、若い頃から傭兵として戦い続けてきた。家族と距離を置いているが、心の中ではカリスや父親のことを大切に思っている。母エレナの死後、家族を守るという使命感を強く抱くようになり、特に弟カリスの安全には心を砕いている。